ネット社会の未来。わたしたちの未来。 |
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もう間もなく、 2006年も終わりを告げようとしています・・・。
今年は、私自身にとってとても慌しく、 とても苦悩の多かった一年でもありました。
このブログの前身でもある「Doblog-2ちゃんねる...その正体」を 書き始めたのは昨年の暮れ辺りだったのですが、 人目に付くことの無い寂しいブログでした。
それが今年の4月からブログランキングに参加。 『2ちゃんねる から子供たちを守ろう!』 というこのブログをスタートさせ、 より多くのみなさんにネット社会に潜む真の危険について、 訴えかけ始めました。
それこそもともと支持団体などもない孤独なブログなので、 小さな、人の少ないカテゴリで票数も500程度。
毎日のように繰り返される嫌がらせにも耐え、
それがいつしか、 多くの2ちゃんねる被害者の方々の目にも留まり、 いまや30,000票を越えるブログへと成長し、
そして多くの方の支持を頂いた結果、 検索エンジンでの「2ちゃんねる」での検索順位も 1ページ目にまでたどり着いています。
本当に始めた頃を思い出すと、 ここまで短期間で有名なブログに上り詰めたことに、 信じられない想いと共に、 皆様の熱い声援に深く深く、感謝致しております。
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一度は閉鎖を余儀なくされたこともあったり、 初めて2ちゃんねるによる集団リンチの的にされた際には、 その想像を絶する心痛に、 激しい恐怖を感じたこともありました。
そして愛する妻や子供たちを人質に、 脅されたこともありました。
本来ネット社会に『人の温もり』を伝えて行きたい私にとって、 嘘や成りすましを常とする2ちゃんねる運営陣との戦いは、 『人を信じれば思う壺』でもあったので、 賛同者を装っての工作やデマ、嫌がらせなどには、 本当に心苦しい想いもしてきました。
最初の頃は、今だから言えますが 胃痛で通院していた時期もありました。
でも、それにしぶとく耐え、 仕事や家庭との気持ちの切り替えに工夫をしたり、 家族が寝静まった深夜に寝不足を押して、 毎日記事を書き続けてきた結果、
やはり今年私がやってきたことには後悔はありません。
明らかに2ちゃんねるへのメディアや行政、 そして一般のネットユーザーのみなさんの動向が 変わってきているからです。
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今回の私の記事と同じように、 ストレス発散板の弱者さんが今年の抱負を語ってらっしゃって、 その中で私のことにも触れてらっしゃいますが、 (ありがとうございます!)
私がブログランキングに参加したきっかけは、 長年、2ちゃんねるの不正に怒りを持っていた中、 読んでいたこの弱者さんの ストレス発散板のある記事を目にしたからです。
詳しい内容は忘れましたが、 今の一般ネットユーザーに激しく失望しているという内容でした。
この記事を目にして、 『私たちネットユーザーも捨てたもんじゃないよ!』 『あなたの声は届いているよ!』 それを日々卑怯な2ちゃんねると戦って苦悩している、 この弱者さんに伝えてあげたかったというのが、 最初の一歩だったりします。
今、2ちゃんねるの陰湿さや被害の深刻さに、 たくさんの方々が気が付いてくれて、 投票やリンクといった形で力を貸してくれています。
そしてそれが、ブログランキングや検索エンジンで、 大きな成果を出しています。
一読者に過ぎなかった、 ただの傍観者に過ぎなかった、
あの時言えなかった事を、 この場を借りて弱者さんにお伝えします。
『私たち一般ネットユーザーもやるときゃやりますよ!』 『まだ腐りきってはいませんよ!』
しかしそれ以上に、私が窮地に立たされた時に、 サイトを通じて励ましのお言葉を弱者さんやAICOさんには 何度と無くいただきました。
本当にありがとうございました。
そして弱者さんだけではなく、 かつて2ちゃんねると戦ったレジスタンスの方々、AICOさん、 回天さん、内部告発をされた井上玄さん、 亡くなられたナコさんはじめとした、 あまりに多くの被害者の方々・・・。
『あなたたちの声は、涙は、努力は、 しっかりと多くの一般ネットユーザーが受け取っています!』
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MIXIが今年、多くのユーザーを獲得し、 アクセス数などで2ちゃんねるを追い抜いたことにも象徴しているように、 最早、一般のネットユーザーは、 卑怯な匿名よりも、 正々堂々としたやりとりを求めていることが明白になってきたのも 今年の大きな特徴でした。
MIXIやオーマイニュースといった、 2ちゃんねると逆の『正々堂々』とした言論の場を、 2ちゃんねる側が特に大規模に攻撃や印象操作の対象にしていたことも、 今年特に印象深い出来事のひとつでした。
他にも太田光さんの事件や、 俳優の高岡さんの被害など、 激しい怒りを感じて止まない事件は数多くありましたが、
やはり忘れることのできない、 強い怒りで涙した事件は、 あの『画像流出事件』でした。
被害者の女性の2次被害を懸念し、 記事にするかどうかも散々悩んだ挙句に 記事にすることで第二の彼女のような被害者を出さない決断をした 事件でしたが、
あのショックは今も頭を離れません。
もう二度と、あんな辛い想いをするのは御免だ。 もう二度と、あんな凄惨な被害者を出したくは無い。
・・・この気持ちが今も心の中に強く強く、 激しい怒りと決意を根付かせています。
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しかしながら、私がこのブログで訴えかけている、 「2ちゃんねる撲滅」は、 あくまで『過程』であって『目的』ではありません。
2ちゃんねるの問題から、 インターネットそのものに否定的な考え方を持ってらっしゃる方も いらっしゃるかと思いますし、
先日放送された「NHK日本のこれから」でも、 「未成年にはネットを使わせない。」という意見が出ていましたが、 実は私はこれには反対だったりします。
私はこれまで、 インターネットを通じて様々な世代や職業の人たちと交流する中で、 インターネットが持つ『大きな可能性』に希望を持っているからです。
普段の一般社会ではなかなか実現できない、 様々な世代が混じって交流できるインターネットの世界では、 様々な問題を解決し得る大きな『希望』がある。
私はそう思っています。
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私もインターネットを通じて 自分の子供くらいの歳の子供と友達になったりすることも しばしばありました。
彼らは学校での悩み、部活の出来事、学校の人間関係なんかを、 よく相談してきてくれました。
自分の子供の頃を思い出してみると分かるのですが、 こういうことって、親や先生にはなかなか言えないものなんです。
しかし、それを大人の意見を参考にできたり、 話を聞いてくれる人がいることって、 子供たちのいじめなどの問題にも大きな活路を見出せるのではないか? そう思うのです。
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例えば今深刻になっている高齢化社会についても、 今日の高齢者の方には難しくとも、 最も高齢化が深刻化する、私たちの世代が現役を退く頃。
私たちはパソコンやインターネットをそれまで仕事や日常で、 使いこなせるようになっているわけです。
「働く人」が少なくなっている未来において、 自宅に居ながらにして高齢者や身体障害者の方々まで、 社会参加できる数多の可能性も、 インターネットは持っています。
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「ゆとり教育」や「受験対策」などで衰えている、 子供たちの「情操教育」や倫理観やマナーも、 しっかりとした大人たちがネット社会でリードしてくれていれば、 子供たちも「ネット遊び」の中で自然に身に付けやすいのでは ないでしょうか。
かつて私たちが幼い頃にはあった、 『地域社会』がインターネットの世界の中で、 再構築できるのです。
親子に限らない「大人と子供」が、 叱ったり、教えたり、悩みを聞いたりする。
そんなことを可能にできるのも、 インターネットの希望であると私は考えています。
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・・・こんな希望や理想は、甘い考えなのかもしれない。
しかし、上記に上げたまでのことにいかなくても、 みんなが同じような気持ちを持って目指していけば、 これに近い形にはなるのではないでしょうか。
インターネットというものは、 ただの電気信号ではなく『人と人』をつなげるものです。 『心と心』をつなげるものです。
人と人が希薄になってきている現代において、 少し変わった形ではある物の、 人と人の心の触れ合いができるのが、 インターネットの希望だと私は思います。
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・・・しかし現実はどうでしょうか。
誹謗中傷が飛び交い、 無責任にデマを流す輩が大きな顔で横行している。
子供たちはその無責任なやり方に影響され、 加害者にさえなっている。
その源泉が2ちゃんねるという犯罪生産装置であり、 彼らの商法なのです。
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そして人々が『温かい交流』を希望し、 新たな憩いの場、温もりのある場所を求め、 それを作れば、自然と流れは変わってくるものです。
しかし、2ちゃんねるはそれすらも許しません。
MIXIが人気となれば、不正アカウントを発行して 大規模に悪質ユーザーを送り込んでユーザーたちの安住の地を奪い、
オーマイニュースが実名制という、 2ちゃんねるの利益に反目するものを薦めれば、 大規模なデマや嫌がらせ。
力ずくでその『温かいネット社会』をもぎ取ってきます。
どんなに有用な交流の場が産まれようとも、 一匹でも悪質2ちゃんねらーに入り込まれてしまったら、 もう太刀打ちはできないのが、現行のネット社会の現実です。
MIXIを例にすると分かりやすいのですが、 いくらMIXIがIDで人を判別できても、 2ちゃんねるで個人情報を晒したのがどのIDの者なのかは、 2ちゃんねるの犯罪者隠蔽システムがある以上、 突き止めることも防ぐこともできないのです。
だからこそ、 この2ちゃんねるの撲滅こそが、 ネット社会を『温かいもの』にしていくために、 「避けては通れぬ道」なのです。
2ちゃんねるが健在で独裁的な力を持ち、 2ちゃんねるのような卑怯なやり方がまかり通ってしまう、 今のネット社会では、 いくら素晴らしい交流の場が生まれてもすぐに潰されてしまいます。
だからこそ。 そしてこれ以上被害者が出ないためにも。
2ちゃんねるの撲滅は必須なのです。
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そして更に。 これはこのブログの開設当初から言っていることですが、 『ただ2ちゃんねるが無くなる』 では駄目なのです。
このことを社会問題として取り上げ、 世の中みんなで考えていかなければ、 メディアも、行政も、 そして私たち一般ネットユーザーも、 大いに反省し、改善策を練らなければ、 本当の意味で2ちゃんねるは無くなりません。
そして2ちゃんねるの黒幕の存在。
この組織自体、これまでタブーでメディアにも非難できませんでした。 しかし北朝鮮のテポドン発射、核実験以後、 このタブーも崩れつつあります。
『2ちゃんねるの背後にいるのは何者なのか』
これを明らかにしなければ、 また同じ連中が同じようなことをやって、 第二の2ちゃんねるが出来上がるだけです。
そして強力なマインドコントロールにかかっている、 熱狂的な2ちゃんねる信者たち。
彼らの目を覚ますためにも、 黒幕の正体は明らかにすべきなのです。
そして社会全体でこの問題に取り組み、 より有効な『インターネットに特化した法律』なども作り、 卑怯者たちが横行できないネット社会を作る。
そしてその後、 私たちは『2ちゃんねる問題』から反省し、学び、
『ネット上で発言する責任』をきちんと受けとめ、 まずは大人から、ひとりひとちが『手本』となれるような、 行動や発言をより気をつけていく。
そして、それを子供たちに伝えていく。
これが今のネット社会、いや今の私たちの社会にも、 必要なことなのではないでしょうか。
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年の瀬、 みなさんもそれぞれの過ごし方があるでしょう。
一年を振り返ってみたりもするでしょう。
家族と過ごす人もいるでしょう。
恋人と過ごす人もいるでしょう。
友達と過ごす人もいるでしょう。
その大切な人たちが安心して明日を暮らせるように。 新年にはみなさんそう願うはずです。
自分の傍らにいる人の暮らす明るい未来を作る為に、 社会を憂う。 世の中のことを考える。
「愛国心」という言葉は戦時中のようで嫌いなのですが、 国を愛する、社会のことを心配するという気持ちは こういうことなのかもしれませんね。
今日は長くなりました。 最後まで読んでくださってありがとうございます。
みなさん、良いお年を!!
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